元は学生の頃考えていたストーリーで、タイトルは『ZERASU(ゼラス)』とついてます。
構想を練り直し、何とか文章にしましたが、考えてるうちにすごく長い話になってしまいました。
そのため現在改訂中。
誰も知らない神話の世界の神(?)が転生して人間になってる主人公が、記憶を失っている時の話が第一部。
記憶を取り戻した後の話が第二部。
神様の世界に戻った後の話が第三部……の予定です。
作中では各氏族間のしがらみが色々出てきますので、それぞれの特色を述べておきます。
次のページには各キャラクター紹介も用意しましたので、どうぞ参考になさってください。
■神月■(こうづき)
大昔、“神威”から枝分かれした一族。
地上で勢力を拡大していき、各国に拠点を設け、財界・政界との関わりも強い。
妖獣を異世界から召喚し、魑魅魍魎を駆除することを主な生業としているが、あまり手段を選ばない事から、ダーティーなイメージを持たれている。
小角一族を「鬼」と称し滅ぼそうと戦ってきたが、現在、神威家の仲裁で休戦している。
睦月・如月・桜月・卯月・皐月・水無月・文月・萩月・長月・時雨月・霜月・弟月の分家と本家:神月を入れて十三家から成る。
■神威■(かむい)
人界最古のシャーマンの家系。
界と界を渡り、「神」の霊気を受け、その力を持って世界の安寧を司どって来た。
だが、「神」の消失と共にその役どころも変容する中、界の狭間に拠点を移し、現在も所在を世間に知られる事はなく、地上では日本の首都に『鳥居神社』を築き、そこから活動している。
本来、一族の守りの要として主家の神威家の他に、東家(青龍)・西家(白虎)・南家(朱雀)・北家(玄武)の四家があるが、現在北家の九条家以外とは音信不通となっている。
■小角■(おづの)
出雲の山奥に居を構える「鬼」と別称される一族。
名の由来は頭頂部に霊力からなる角があるため。
自然の霊気と交流し、生気を糧としていることから「鬼」と呼ばれているのではないかと思われる。
始祖は“神仙”だと言われていて、一般の人間より身体能力が高く長命。
神月とは長く敵対関係にある。
首魁は「鷹野家」。
■ログノール■
ヨーロッパを拠点に活動する「悪魔信仰」の一族で、魔物の血を引くといわれている。
強い呪力を持ち、利害関係でその力を行使する、AZという秘密結社の主魁メンバー。
国の中枢の者たちや、貴族に支持者が少なからずいるため、司法の手が入れない。
近年“魔王”の一人を召喚に成功し、その後ろ盾を得て勢力を広げている。
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